スティーブ・ジョブズ氏~その2~
Apple製品は、既存技術の組合せでしかないという人もいる。
iPodの機能はウォークマンの機能とさして変わらない。
iPhoneの機能は、日本の携帯電話が持っている機能と似ている。
音声通信、メール、ネット接続、カメラ。
これは日本の携帯電話が最初から取り込んでいた。
スティーブ・ジョブズ氏は最初から最新技術を取り込むつもりはなかったのかもしれない。
最新技術には開発費がかかる。
そうなると製品価格が高くなる。
ハード技術は日本企業に叶わないと思ったのかもしれない。
部品をコンパクトにする技術は日本のお家芸だ。
Apple社独自に開発するより、日本企業の技術を取り込んだ方が、コストもかからず、消費者の要求する機能を組み込んだ製品ができる。
製造は中国の工場で作れば安くできる。
既存技術を使っていかに消費者が使いやすい製品を世に出すか。
消費者のライフ・スタイルをどのようによりよくするか。
それをスティーブ・ジョブズ氏が求めていたのかもしれない。
日本企業は最新技術を使って、今までにない製品を作ろうとする。
スティーブ・ジョブズ氏は、誰も考えたことのないコンセプトで、今までにない製品を作った。

